2014年4月 2014年5月 2014年6月 2014年7月 2014年8月 2014年9月
2014年10月 2014年11月 2014年12月 2015年1月 2015年2月 2015年3月

色を使うことが苦手な人は3色まで、配色のこと 2014年6月

農産物直売所のPOPセミナーで「色数はどのくらいにすれば良いか?」という質問を生産者からよく頂きます。「絵心がないからPOPを作るのは苦手」という悩みを抱えている生産者の方は多いのではないでしょうか。POPのメリットは、生産者や農産物直売所にとって集客効果があることはもちろん、お客さまとのやり取りがしやすくなるなど、農産物のメッセージをしっかり伝えることが大事です。お客さまにとっては、農産物の情報が一目でわかり、お店の人に聞かなくてもすむなど、双方にメリットがあります。お客さまへアピールするためにもPOPをつくる際の「色」は大事なポイントです。

まず、農産物ごとにイメージ色が違うため、それぞれの農産物にあわせてメインとなる色を決めます。また、季節感を感じる色を併用することで、お客さまへ「旬」を伝えることもできます。つぎに、農産物の名前、説明や価格など伝えたい情報の優先順位を決めていきます。その上で、はじめは3色くらいから、慣れても5色程度を目安に色数を絞ると良いでしょう。あまり多すぎると雑多な印象になります。

一般的に赤、黄色、オレンジといった暖色系は、美味しさや健康などのイメージを与えるため、食品に多く使われる配色です。また、緑は農産物や自然をイメージさせ、青や紫は落ち着いたイメージがありますが、冷たい印象を与える寒色系の代表です。このように、 色の使い方でPOPのイメージは大きく変わります。色の使い方のポイントで大切なのは「色の対比」。隣り合う色同士がお互いに影響を受けて、違う色に見えることがあります。色の明暗や鮮やかさ、異なる色の違いを意識して目立つPOPをつくりましょう。

POP 「極上完熟!!」キャッチコピーと価格、フルーツトマトのイラストを赤色でまとめ、緑色とダンボール紙(茶)を主体にした配色で野菜畑のイメージさせます。

佐藤 正和・㈱文化メディアワークス/アートディレクター