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魅せるPOPの応用 PC編 2014年11月

農産物直売所には、季節の野菜や果物をと同じように、色とりどりのPOPが店内に溢れています。ペンや筆など手描きのものやパソコンで作られたもの、実に様々なデザインがあります。

パソコンを使うメリットは、色やフォント(書体)やレイアウトが簡単に変更できる、絵を描くのが苦手な人もイラスト(クリップアート)が使える、POPのデザインを何度でも流用できるため効率的などがあげられます。このように、文字や絵を描くのがそもそも苦手、という人でもパソコンのWordやExcelなどのソフトを使うことでPOPを簡単につくることができます。

一方で、パソコンを使うから誰もが良いPOPができるとは限りません。例えば、POPの面積に比べて文字や画像などの情報量多かったり、色数が多くカラフルすぎるなど、お客さまの視点で「見やすい、分りやすい」POPになっているか?が重要です。お客さまがPOPに気づき興味を抱くまでの時間は、およそ数秒程度でしょう。せっかくパソコンで一生懸命POPを作っても、見てもらえないようでは本末転倒です。では、どんなことに注意すれば良いでしょうか。

ズバリ!良いPOPを作るポイントは、あまり作り過ぎない「腹八分目のデザイン」です。

①フォントを1つに統一し、慣れている人でも2つ程度にする。(ゴシックが目立つ)
②色の数は3色程度に絞り込み、目的にあった色を選ぶ(農産物や季節の色)。
③イラストや写真画像データは使いすぎない。
④一目見て何を見せたいのか、お客さまにわかる情報量にする。
⑤見せたい順番を考えて、文字やイラスト等の大小を決める。

また、パソコンで作ったPOPは、どうしても手づくり感にかけます。その場合は、POPの周りをダンボールで覆ったり、プリントアウトしたPOPの強調したい部分に線を描いてみるだけでも効果的。このように、身近にあるものを使ってアレンジすると、より温もりのある直売所らしいPOPになります。
ぜひ、パソコンを使って効率よく、かつ楽しみながらPOPをつくってみましょう。

POP パソコンで作ったPOPに手描きイラストを貼り付け、腹八分目のデザインからインパクトのあるデザインに一歩近づきました。

佐藤 正和・㈱文化メディアワークス/アートディレクター