Essay

いつも気持ちを新鮮に

本日より職業訓練の新しいコースがスタートしました。
スタート初日の開校式では、施設代表としてスピーチする度に
気持ち新たに訓練生の皆さんと向き合うことで、
自分自身にとっても心を整える良い機会にもなっています。
 
毎回、会社の業務を紹介する際に「デザインと教育」のお話をします。
そのどちらにも共通していることは「課題を発見し、解決すること」。
そのために、まずしなければならないのは「整理整頓」です。
目の前にある情報や目に見えないものまで、
あらゆる手段でそれらを収集した情報を整理整頓することで、
今どんな状態にあるのかを俯瞰し、目の前でもよく観察してみる。
まず必要なのは、でき得る限り正確な情報。
それが正確でなければ、解決に向けた予測、目標も立てることはできません。
というような話を訓練生(社会人)の皆さんに向けて、本日もお話をしたところです。
 
一方で、今は変化の時代と言われて久しいですが、
「こうあるべき」や「こうしなければならない」というようなことで、
日頃、私たちを悩ませていませんか。
そのような悩みを「整理整頓」しようと思っても、なかなかし難いもの。
ただ、悩みとは別に「やってみたい」「こうしてみたい」という理想に向って、
少しづつでも努力をし続けることは誰でもできます。
もっとも、何かを続けること自体、言うは易し行うは難しな面もありますが…
 
しかし、こういう時代だからこそ、少し先のことを先回りして努力し続けることが、
状況が変化したときにワクワクする時が必ずやってくる、と自分に言い聞かせています。
それでは、今日もお仕事に精出しましょう。